前の話で、
チャッピー(ChatGPT)とクロコ(Claude Code)には、それぞれ個性があるという話を書きました。
二人を使い分けるようになってから、
私にとって忘れられない出来事がありました。
今思えば、それが転機だったのかもしれません。
今日は、そのお話です。
両親の小さな事業を受け継ぐことを決めてから、
私は新しいことを学ぶために、勉強会へ行くことが増えました。
その中で知り合った仲間から、
「月に一回、お互いの一か月を報告し合わない?」
と声をかけてもらったんです。
「振り返りにもなるし、みんなの話を聞くと刺激にもなるから。」
そんな言葉に背中を押されて、私も参加することにしました。
でも、いざ参加を決めてから、ふと困ったんです。
「私、この一か月、何をやってきたんだろう。」
それまで勉強会などで自己紹介をするときは、
「仕事をいくつか掛け持ちしていて、なんか、いろいろやっています。」
そんなふうに話して、終わってしまうことが多かったんです。
自分でも、うまく説明できなくて…。
だから私は、報告会に向けて、毎日クロコに話しかけることにしました。
「今日はこれをやったよ。記録しておいて。」
「ここまで進んだよ。記録しておいて。」
「明日はあれをやるつもり。記録しておいて。」
「明日の朝、『おはよう』って言ったら予定を教えてね。」
そんなやり取りを、毎日続けました。
そして、報告会の準備をするとき、クロコに聞いてみたんです。
「私、この一か月、何やってた?」
すると、ずらっと一か月分の記録が並びました。
しかも、仕事ごとにきれいに整理されていて、
何をやってきたのかが一目で分かるようになっていたんです。
その瞬間、思わず声が出ました。
「あぁ……
私、こんなにやってたんだ。」

それまでの私は、毎日目の前のことをこなすだけで精一杯でした。
終わったことを振り返る余裕なんてありません。
だから、自分がどれだけ前に進んでいるのかも、見えていなかったんです。
でも、クロコが整理してくれたことで、
初めて、
自分の仕事の全体像が見えました。
そして今度は、
その内容をチャッピーに渡して、見やすいスライドにまとめてもらいました。
完成した資料を見て、また驚きました。
長い長い文章が、見やすいひとつの資料になったんです。
並べてみると、
ちゃんと、
一つひとつ積み上がっていたんです。
自分のやってきたことが、初めて、ちゃんと見えた瞬間でした。
そして、もうひとつ。
その資料を見ながら、ふと思ったんです。
私、こんなにたくさんのことを、AIと一緒にやっているんだなぁって。
気づけば私は、AIに毎月それなりのお金を払うようになっていました。
少し前の私が知ったら、きっと驚くと思います。
でも今は、高いとは思っていません。
その理由は、次のお話で。


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